VOLVO V60 ブレーキローター、ブレーキパッド交換の紹介です。
ブレーキローター、ブレーキパッドの役割を簡単に説明すると、
タイヤと同じ回転をするブレーキローター(円盤状)をブレーキパッドで左右から挟み込み回転に対し抵抗を持たせ、タイヤの回転を止める働きをします。
そのため特にブレーキパッドはブレーキローターに比べ消耗が早いです。
もちろんブレーキローターも少しずつすり減り、最終的には段付きの摩耗になり、異音や制動力の低下につながります。
どちらの部品も消耗品ですので交換が必要です。
作業としてはキャリパー、キャリパーサポートを外します。
この円盤の部品がブレーキローターです。
写真の銀色部分の両端に1.0mm程の段差ができています。
この段差ができている状態で、ブレーキパッドのみ交換すると異音の原因になります。
また、今回はブレーキパッドの残量が新品に対し半分以下になっていましたので、交換をします。
逆の手順で組み付けます。
今回のお車の場合、キャリパーサポート取り付けボルトが緩み止めが施工されていましたので、付属のボルトに合わせて交換します。
多くの車にはブレーキパッドセンサーやパッドインジケーターがあり、パッドが減ってくるとお知らせをしてくれます。
もちろんそのお知らせが出てから交換でも問題ありませんが、日頃から点検をしていくことが安心につながると思います。
ドライブに行かれる前やオイル交換のタイミング、ご相談いただければ、点検可能です。
点検お待ちしております。
スタッフ 井上